CRA(臨床開発モニター)、CSM(スタディマネージャー:Clinical Study Manager)を経て、現在は日本とヨーロッパの国際共同試験のオペレーションリードを務めています。「病気で苦しむ人に治療薬を届けたい」という臨床開発職に就きたいと思った初心を忘れず、どんな領域でも積極的にチャレンジしていきたいと思います。
一人でも多くの患者さまやご家族、ご友人が「この薬があってよかった」と思えるよう、アステラスのビジョンである「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変えていく」ことに貢献し続けていきたいと思っています。
ご協力いただく患者さまや
医療機関の視点も忘れずに
臨床試験は、参加いただく患者さまのご協力が必要ですし、患者さまのご対応をしていただく医療機関の先生方の協力も必要です。依頼者側の視点だけでなく、ご協力いただく患者さまや医療機関の先生方の視点も忘れず、広い視野から考え、行動するように心掛けています。
原点回帰することで
明日を見つめることができた
オランダへの研修派遣は、生活・仕事環境とも大きく変化し、私にとって分岐点となりました。最初は英語がうまく話せず、伝わらないことも多く、落ち込むことも。「自分はなぜここに来たのか」「今何をすべきか」「帰任時にどうなっていたいのか」と自問自答することで、「立ち止まって悩んでいても何の解決にもならない」と気持ちを転換することができました。
学生のうちに様々な経験をし
視野を広げてほしい
社会人になり就職することはゴールではなく、新たなスタートです。新たな人間関係の構築、新たな勉強を始める際に力となるのが、学生時代の学びや経験です。時間的および体力的余裕がある学生時代に、勉強のみならず、旅行を通じて世界中の人と交流するなど、視野を広げておくとよいと思います。
趣味は海外旅行。歴史、文化、食、旅先での出会いなどを通じて視野が広がり、仕事にも活かされています。写真の緑のトンネル(通称「愛のトンネル」)はウクライナの絶景です。たどり着くまでに長時間かかり、ハプニングも多く、思い出深いです。
開発職はチームで仕事を進めていくことが多く、みんなで飲みに行くことも。目標を達成し嬉しい時、難題に阻まれ苦しんでいる時、声をかけ助け合う仲間がいることは、とても心強いです。