中外製薬株式会社

業種 メーカー
2023年取材記事
医師やエリアが抱える課題解決に力を尽くし より広く、深く、地域医療に貢献していきたい。
東京多摩支店
薬学部 2007 年卒業
私のCAREER
MR

整形、リウマチ、腎臓透析、さらには神経、眼科など様々な領域の担当を経験し、知識の幅を広げるとともに、医師や地域の抱える課題やニーズに注目。誠実に向き合い、医療関係者やその先の多くの患者さん、さらには地域医療にも貢献したいと思います。

17年のCAREER

  • 1年目

    MRとして
    整形・腎臓透析の領域を担当

    半年間に及ぶ新入社員研修で、自社製品の知識に加え、医師との面談におけるプレゼンテーションスキルについて徹底して学ぶ。1~3年目は主に整形・腎臓透析の領域を担当

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    ここがPOINT1

    自社の先輩だけでなく、得意先で会う他社MRさんも親しく声をかけてくれ、相談に乗ってくれたり、効率的な訪問の仕方や先生の特性について教えてくれたりしました。ライバルというより、同じ目標を持つ“戦友”という感じで、「MRの仕事っていいな」と思うことができました。

  • 4年目

    MRとして
    リウマチ領域も新たに担当

    同一エリアを長く担当する中で、医師・施設のニーズに深く踏み込み、医師同士がつながる意見交換の場を設定するなど、取り組みを進化。信頼関係を構築したことで、その後の剤形追加を機としたシェア拡大、社内表彰の成果にもつながった

  • 10年目

    産休・育休、時短勤務を経験
    神経・肺がん・眼科領域担当へ

    2度の産休・育休を経て時短勤務で復職。製品構成が変化する中で、15年目からは神経領域・肺がん領域・眼科領域をMRとして担当

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    ここがPOINT2

    限られた時間内でいかに効率を上げるかに取り組み、優先順位をつけて仕事をすること、完璧を求めすぎず、時間で区切りをつけるなど、今につながる働き方のスタイルが出来上がりました。ダイバーシティ&インクルージョンを具体的に意識し始めたのもこの頃からでした。

多くの人・施設と関わり
医薬品の適正使用を推進したい

 家族の病気を機に医薬品の適正使用に興味を持ち、薬学部へ進学。進路選択では病院と迷ったのですが、多くの人・施設と関われるMRに魅力を感じ、インターンシップ参加時に社員同士の関係性のよさが印象に残った中外製薬への入社を決めました。
 入社後の半年に及ぶ新入社員研修では、自社製品の知識のみならず、短時間に的確に要点を伝えるプレゼンテーションの仕方についてもロールプレイングを交えながら学ぶことができました。自分のプレゼンテーションを動画撮影したものを見返し、講師からの評価を聞くことで、目線や話し方のくせまで、改めて客観的に捉える機会になりました。1年目だけでなく、3年目まで毎年、集合研修があったおかげで、同期との関係性も深まり、今でも連絡を取り、支え合う仲間を得られたことも大きな収穫でした。

エリアや医師のニーズに即した
情報提供で信頼関係を構築

 最初の3年間は整形や腎臓透析を主とするプライマリ領域担当MRとして活動をしましたが、地域特性や医療機関による違いなどに戸惑い、思うように関係性構築が進まず、悩むこともありました。しかし4年目になって腰を据えて同一エリアを担当し、施設や医師ごとのニーズに細やかに対応する中で、これまでの3年間で学んできたことが実を結んだと実感。医師が今、どういうことに関心を持っているのか、何を課題と感じているのかをしっかりとキャッチし、そこにフォーカスした情報提供を心掛ける中で、徐々に信頼関係を築くことができました。この頃からリウマチ領域も新たに担当し始めたのですが、特に高齢のリウマチ患者では腎機能への懸念もあり、1~3年目に幅広く学んできた経験が役に立っていると実感しました。
 また、医師に個別にアプローチするだけでなく、医師同士の情報交換の場を設けるなど、医師や施設を超えた〝つながり〟をつくることも意識するようになりました。担当するエリア全体を見据え、地域の医療課題の解決にも貢献でき、自信につながりました。
 なかでもMRとして大きなやりがいを感じたのは、8年目の当社リウマチ製品の剤形追加の時でした。これまで当社製品は点滴静注製剤だったのですが、私の担当エリアでは点滴による治療ニーズが低い状況だったため、「皮下注製剤が追加されたらご案内します」と情報提供を密に下準備をしてきたことが、剤形追加の好機を活かしたエリアシェア拡大につながりました。それが評価されて社内表彰も受け、とても嬉しかったです。

出産・育児休暇から復職
面談のさらなる質向上に注力

 10年目には出産・育児休暇を経て時短勤務で復職。限られた時間の中で、いかに効率を上げるかに力を注ぐとともに、医師との面談内容をより濃いものにできるよう、「どういうニーズがあるのか」から、さらに一歩踏み込んで、「そう考えるようになった背景は何か」と、医師の目線に立って深く考察するようになりました。決して仕事ばかりの話ではなく、子育てをめぐる夫との攻防など、自身のプライベートも交えて話し、いろいろとアドバイスをもらうこともありました。医師や薬剤師、他社MRなど多くの人と接し、仕事に限らないいろいろな話を聞くことができ、日々刺激をもらえるのは、MRとしての醍醐味の一つでもあります。
 さらに15年目には第二子を出産し、復職後には初めて神経と肺がん、さらに当社が新たに立ち上げた眼科の領域を担当することに。複数領域の知識を新たに習得するのは簡単ではありませんでしたが、個々の患者さんの状況に合わせたコンサルティング活動の重要性を改めて感じ、MRの存在意義を強く感じることができました。

医療関係者や多くの患者さんに
貢献できるのがMRの魅力

 MRとして17年にわたって活動し、様々な領域を担当してきましたが、どの領域、どの製品でも、医療関係者、そしてその先の多くの患者さんに貢献できていることが、大きなやりがいです。また、個々の思いや主体性を尊重してくれる〝仲間思い〟であることも当社の特長。先入観にとらわれない様々なアイデアで、患者さんの利益になることなら何でもやってみようという上司のおかげで、私もいろいろなことに取り組むことができたと感じています。
 今後、マネージャーとしてより広いエリアを管轄し、地域医療の課題にもしっかりと取り組み、ゆくゆくは全国にも波及するような普遍的な課題を見出し、日本の医療をよりよいものにしていく力になりたい、そんな大志を持って取り組んでいきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

マネージャーとして今より広いエリアを管轄し、地域医療に貢献していきたいと考えています。また全国にも波及できるような普遍的な課題を見出し、その解決に力を尽くすことで、日本の医療の向上に貢献できればと願っています。

これが成功の分岐点

顧客にも自分自身にも誠実でいることが
成功につながる道

自分が進めようとしていることは、顧客、エンドユーザーである患者さんにとって本当によいことなのか、どこかにひずみや不利益は生じていないかと、常に自問しながら顧客へ情報提供をしています。誠実でいることは、ストレスなく仕事に邁進するためにも欠かせない要素でもあると感じています。リウマチ製品についても、点滴静注製剤をベッドなどの施設がない医療機関に無理に勧めることはせず、「皮下注製剤が出たらすぐにお知らせします」と下地だけはつくっておいたことで、いざ追加された時にすぐに動くことができ、大きな成果につながり、自分のやり方は間違っていなかったと思うことができました。

私なりの仕事の心掛け

優先順位と時間配分を意識し
スムーズに仕事を始める工夫も

時短勤務を機に、優先順位と時間配分とを意識するようになりました。また翌日、スムーズに仕事を始められるようにスケジューラーに予定を書き込んだり、メールの下書きを敢えて残すことで思考のプロセスがわかるようにしたり工夫しています。もう一つ、「自宅ではPCを開かない」は、新人時代からのモットーです。そうすることで、業務時間に集中し、メリハリを付けられていると思います。

学生の皆さんへメッセージ

多くの方々からの客観的意見を
自己分析などに役立てて

就職活動では、大学のキャリアセンターをはじめ、友人、先輩、教授など多くの方々に意見を頂戴しました。なかでも自身の特性を踏まえた希望職種への適性に関する客観的意見は自己分析やエントリーシートの作成にも役立ちました。また学生時代に多くの人と関わったり、語学習得に励んだり、いろいろな経験をしておくと、社会人になった時、キャリアの幅を広げることにつながると思います。

オフタイム

休日は家族と近所の公園やショッピングモールに行ったりして
過ごしています。子供が大きくなってきて、アクティブな
家族旅行も楽しめるようになってきました。
また毎年、夏は「よさこい」を娘と一緒に楽しんでいます。
全国の同期とオンライン飲み会をして、仕事や家庭の悩みを
言い合うことも、欠かせないパワーチャージです。
話し好きでエネルギッシュなMR仲間と話していると
活力が湧いてきます。

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